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モーターショーに異変あり [イベント]

昨日は豆腐店氏と共に第16回名古屋モーターショーに行ってきました。
モーターショーは2年に1回の開催なので前回は一昨年という事になります。
今回のモーターショーは前回と比べて明らかな異変がありました。その話はのちのち・・・。

名古屋モーターショーはポートメッセなごやの1号館から3号館の3施設構成になっています。
今年は
1号館・・・ビンテージカーの展示・商談、カー用品メーカーのブース、売店など
2号館・・・外車メーカーの展示
3号館・・・日本メーカーの展示、ITSワールド2009
と言う構成でした。
実はこの構成の中に既に異変が見て取れるのです。

まずは入場した北ゲートから一番近い1号館から見る事にしました。
中は昔懐かしの旧車が展示されていました。プライスが付けられていたので販売目的の展示のようです。
ロータス ヨーロッパや
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ハコスカGT-R等々・・・。
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フェアレディZはボンネットが開いていたのでエンジンルームを見る事が出来たんですが、
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エンジンルームもすごく綺麗な状態でした。
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地方の物産ブースなどもあり青森の物産販売店の前にはゆるキャラの「決め手くん」もいました。
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ここまで見てきて感じたのが人の少なさ。何だか前回よりも歩きやすく見やすい感じがしました。
でも駐車場の車の入り具合は前回とあまり変わらない気がしたんですが・・・。

次に3号館、つまりモーターショーのメインでもある日本車の展示を見に行ったんですがここで前回とは違う違和感を感じる事になります。
前回は入って早々に明るいライティングの中トヨタのブースがドーンとお出迎えしてくれたんですが、今年は何だか雰囲気が暗く、ロボットや機会等を展示している大学のブースが並んでいました。
空中ブランコロボットとか、
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異形状の物体の最適な掴み位置を計算して移動させるアームロボット等々。
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この一帯の領域が所謂ITSワールドだった訳です。
そして日本メーカー展示の領域に来たんですが、ここでも前回と違い人混みで見にくいという感じはしませんでした。
確かに注目の展示物の前にはそれなりに人は集まってるんだけど、前に出るのに一苦労って訳でもないしブース間の移動はスイスイ出来るし何しろ以前とはちょっと違いました。

今回一番注目を浴びていたのはやっぱりTOYOTA FT-86 Conceptでした。
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LEXUS HS250hも中々人気で写真を撮る人、試乗する人が絶えませんでした。
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日産好きでセダン好きな僕としてはフーガが一番良かった気がします。
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一通り見て回り豆腐店氏の一言で前回までとは違う異変に気づかされました。
「三菱が無いよねぇ」
本当じゃん。良く見たらスバルもマツダも無いじゃん。
ここに来て今までの違和感の謎が全て解けました。
出展メーカーが減った分通路が以前よりも広く取ってあったんです。さらに出展メーカーのみならず展示物に関しても以前はF1(TOYOTA)やGTカー等のモータースポーツ関連が展示してあったのに今年はその類の物が全くありませんでした。
この2年の間に世界的大不況があり自動車関係の景気の悪さも周知の通りですが、現在の自動車業界の現状をモロに実感しました。
こんな感じで今一つ盛り上がりに欠けたモーターショーでしたが、コンパニオンのお姉さん達は快く撮影に応じてくれました。

TOYOTA
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NISSAN
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LEXUS
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HONDA
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DAIHATSU
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RENAULT
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BMW
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ABARTH
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次のモーターショーは2年後の2011年って事になるんだけどその頃の自動車業界はどう変わってるんだろう?
メーカーのモータースポーツ撤退が相次ぎ新車の開発費も削られている昨今、2年後モーターショーは開催されてるんだろうか?
自動車関連のみならず国内の景気が少しでも上向きになる様に願うのみです。

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