SSブログ

音色管理 [楽器・音楽]

ここ数日試行錯誤しながら研究していることがあります。YAMAHA SY99の音色管理なんですがこれがなかなか一筋縄じゃいかないんですよ。
シンセの音色管理というと本体内蔵のFDDやメモリーカードに保存するのが一般的ですが、今試しているのがMIDI経由でPCにデーターを転送してPCで音色を管理しようというものです。この方法バルクダンプといって特に目新しい方法でもなく、以前はFDDやメモリーカードを持たないシンセの為にこの機能を使ったMIDIデータファイラーという商品も売っていました。さらにこの方法でMIDI間でやり取りされているデーターの元はエクスクルーシブデーターの為、シーケンサーにリアルタイムで記録して保存することが可能なんです。
実際十数年前はDX27の音色データーをQX5FDで管理していました。
さて、ここまで慣れ親しんだ方法で何故苦戦しているのか。SY99独特の音源方式故、データー量の大きさが失敗の原因らしいのです。
SY99はFM(AFM)とPCM(AWM)のハイブリッド音源で、さらにAWM部で使用する波形をプリセットだけでなくユーザーが自由に読み込みさせることが出来ます。FM部だけで構成されている音色ではさほどデーター量は多くないものの、FM部とAWM部で構成されている音色だとFMのデーター、AWMのデーター、さらに波形のデーターということでデーター量も大きな物となってしまう訳です。
今まで数本エクスクルーシブ管理のフリーソフトを試していますが、64音色一括でのリカバリーは今のところ成功していません。ソフトによっては途中で受信拒否する物もありました。
今後も幾つかソフトを試してみたり、1音色づつの転送を試してみたり、研究の日々が続きそうです。


nice!(0)  トラックバック(0) 

nice! 0

トラックバック 0

MIDIケーブル大食い復活 ブログトップ

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。