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お仕事珍道中【其の三】 [お仕事珍道中]

先週土曜日の現場の大工さんが実に爽やかで、このコーナーに記さずにはいられませんでした。
現場到着。防水屋である事を告げると2階で作業中の見習い大工さん(20代前半くらいの2人)に2階での作業中止を指示。他1名の年輩の大工さんを含め大工さん4人とも1階での作業になりました。
2階での作業中1階の会話が聞こえていたんですが、見習いさんが失敗しても怒鳴る事も無く親切に指導していて、作業が巧くいった時には誉めていて、その辺りからも人の良さが伝わってきました。(これって普通じゃない?と思うかも知れませんが大工の中にはただただ怒鳴るだけで感じ悪い人も多いんですよ)
途中足場屋さんが来て少し作業していったんですが、足場屋さんとも気さくにやり取りしている様でした。
この時点で自分達とはさほど接点は無かったんですが、感激は大工さん達が帰る時に起こりました。
この現場の駐車場は車1台が通れる幅で縦長の形をしていて、大工さん達の車が奥にありうちの車が蓋をするような感じで止まっていました。自分達はまだ作業中で2階にいるので普通なら「車どけてくれぇ」と声が掛かる筈です。しかしこの大工さんはうちの車に乗り込み自分で車を移動してくれました。さらに「今日終わるの?」の質問に「終わらせていきます」と返答すると「そうだよなぁ、日曜は休みたいもんなぁ。それじゃぁよろしくね」と感じのいい返事。
さらにさらに見習いさん達には「今日も1日ご苦労様でした。明日1日ゆっくり休んで来週も頑張ろう」と声を掛けて帰っていきました。なんと爽やかな人でしょう。きっと見習いさんからも業者の人達からも好かれていることでしょう。
心の中で「大工さん、あんた漢(おとこ)だねぇ」と思いつつ残り作業を進めていったのでした。


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