SSブログ

ニューナンブ [武器・銃器]

先週金曜日、岐阜県警多治見警察署の警察官が拳銃を強奪される事件が発生しました。新聞報道によれば強奪された拳銃はニューナンブとのこと。
「やっぱりまだ使ってるとこがあるんだぁ」・・・何故そんな事を思ったかというと、日本警察官の採用拳銃ニューナンブが数年前から生産を終了し、その為現場からニューナンブが引き上げられアメリカからの輸入品S&W M37 エアーウェイトに変更されていっているからです。
変更理由は重さと値段だと言われています。
警察官のニューナンブM60はスチール製。一方M37はアルミ製でかなり軽量化が図られています。さらにニューナンブM60を日本でアルミ製で一から造り替えるより、アメリカで製品化されている物を輸入した方が安いらしいのです。
1994年の制服変更以来警察庁は装備品についての軽量化も進めてきました。
スチール製銀手錠からアルミ製黒手錠に、ジュラルミンの盾からポリカーボネイト製の盾に、特殊警棒もアルミ製になりました。拳銃もこの一環なんでしょう。
将来的には全ての警察官がM37、あるいは他の輸入物に変更になるようです。(ちなみに警視庁の制服警察官は全て変更完了したそうです)
最近Made in Japanの製品が少なくなりつつありますが、国の役人が使う物までが国産品でなくなってしまうとは寂しい限りです。


nice!(0)  トラックバック(0) 

nice! 0

トラックバック 0

34苦戦中 ブログトップ

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。