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シルエット作成記(その2) [プラモ・模型]

今回は左側後輪前部の欠けたボディの裏側にプラ板を当てる所から始めたいと思います。
後々この部分はパテを盛ってペーパー掛けで修正する予定なんですが、今回は補修面積が小さい為エポキシパテを使わずプラパテを使用したいと思います。
エポキシパテは2材を練り合わせて使う粘土のような感じのパテで、ある程度硬さがあるので造形から穴埋めまで多用途に使う事が出来ます。しかし練り合わせる手間もありチョットした補修でも大袈裟になってしまいます。
一方プラパテはチューブから出してそのまま使えるという手軽さはあるんですが、何せチューブから出てくるくらいですから粘度が低く隙間や穴埋めでの使用がメインとなります。
今回の場合はボディ裏側にプラ板で土台を作ってやり、ボディ表からプラパテを盛ってやろうという訳です。

まず補修場所より若干大きめにプラ板を切り出して
095.jpg

接着後ボディからはみ出た部分をカッターやペーパーで整えてやれば完了です。
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次に内装に取りかかります。
通常1/24スケールのカーモデルはボディとシャーシ&内装(シャーシと内装が分かれてる物も多々あり)が分かれていて最終的に爪を引っかける事によりボディとシャーシの脱着が簡単に出来る様になっています。
それ故作成途中もボディを作りつつ内装も作るといった技が使えるんですが、今回の物はボディ自体が上下貼り合わせ。おまけに接着してしまう事を前提に作っているので内装を先に作り込んでしまわなければなりません。

さて、ボディ下半分というかシャーシというか内装部分を見てみると無数に「突き出しピン跡」があります。
101.jpg

面倒なので色塗って終わり・・・にしたいところですが、それでは練習にならないのでドアを開けて見える部分だけ修正したいと思います。
前半で出てきたパテ盛り&ペーパー掛けです
座席手前の床部分とシフトレバーの前後だけ修正します。
102.jpg

ペーパー掛けが終了した後サーフェイサー(下地材)を吹き付けました。
103.jpg

ちなみにサーフェイサーはグレーの物と白色の物があります。以降フルネームで書くのが面倒なので通常のサーフェイサーはサフ、白色の物を白サフと書く事にします。今回は白サフを使用しました。
サフを吹くと塗料が定着しやすくなる以外にキズや凹凸を目立ちやすくする働きもあります。
ペーパー掛け後、手で触った感触では平面になった気で居たんですが、サフを吹くと削りの甘さが見えてきました。
この後さらに削り込みをして現在では修正跡が全く分からない様になっています。

今回はここまでです。
とにかくプラモ作りは塗る(盛る)、乾かす、削るの作業が多く中々進展していかないのでこのコーナーの更新も進みませんが、今後も地道に更新していきたいと思います。



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