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シルエット作成記(その1) [プラモ・模型]

ついにウン年ぶりに始めちゃいました。プラモ作成。その再起一発目は(有)河合商会の1/38 ランボルギーニシルエットに決定。その訳はですねぇ・・・シルエットファンの方には大変申し訳ないんですが、この車に対して全く思い入れがないんです。よって失敗してもショックが少ないと・・・。
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さて、今回ベースとなるこのモデル。僕が小学生の頃発売されていた物で当時はおもちゃ屋、模型店はもちろん駄菓子屋や文房具屋まで子供が来そうな場所ではどこでも見る事が出来ました。
現在手元にあるのは7,8年ほど前(多分)、友人豆腐店氏と共に『おもちゃ屋巡り』と称して県内や近県のおもちゃ屋を暇ある毎に巡っていた際西区新道の問屋街でGETしたものです。
それから現在まで押し入れの中でずっと眠っていました。

中身を開けるとパーツ点数は少なく組立図も箱の裏という簡素化ぶり。完成後はゼンマイによって走らせる事が出来ます。組立も全てはめ込み式なので接着剤も不要です。小学生が少ないお小遣いで買って簡単に作って走らせて遊ぶ・・・つまり走らせて遊べるのが重要で、外観はだいたい似てればいい的な発想です。よってスケール感全く無視のデフォルメし放題な外観です。敢えて言うなら「ランボルギーニシルエット風」です。
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パーツを見てみるとそこはパーティングライン(生産時に金型の分割場所に出来る分割線)、ヒケ(生産時に出来る窪み)、突き出しピン跡(金型から部品を外す為に付く凹みや出っ張り)、バリ(金型からはみ出た余分な樹脂)の山。
小学生時分に売られていた頃もこんなに酷かったっけ?ちょっと当時の記憶はありませんが増産に増産を重ねてきた結果かも知れません。(金型で作られる製品は作れば作るほど金型の精度が落ちてきて不要物が出来やすくなります。)
ド初っ端から問題山積です。
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ランナーからボディ上部、ボディー下部(シャーシ)、ドア部分、前面部といった主要パーツを切り出し下地処理の開始です。カッター、平ヤスリ、1000~1200番のペーパーを使って不要な物を削り落としていきます。非常に面倒ですがここをしっかりやるか手を抜くかで仕上がりに差が出てきてしまうので頑張ってペーパー掛けしました。
そして主要部品の仮組みです。本来は接着剤不要のピン留めなんですが、ピンの締まりがきつく調整の為にボディー上下の取り外しを何度もやるには面倒な上ピンが折れる可能性もあるので、接着剤止め前提でピン穴をピンバイスで広げました。よって仮組みはマスキングテープで固定してます。
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見ての通り左側ドア後方のボディーが欠けています。実はこの部分ランナーに止まっていた部分で、オマケに相当酷いバリが出来ていた部分です。さらにこの部分だけ本体の肉厚が薄くなっていてバリの処理中に欠けてしまいました。
このように隙間が目立つ部分は右側前輪前にもありました。まぁこういった隙間はパテ盛り後ペーパー掛けで修正するので特に問題は無いでしょう。
SET2.jpg

さて、先程の左側ドア後方の部分。実はもう一つ問題がありました。下側ボディーが少し外側に広がっているんです。だから上側の欠けがさらに大きく見えます。こういう場合熱を加えて修正するのが良いようなのでドライヤーを当てて内側へ戻してやりました。
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取り敢えず今日の作業はここまでです。
ペーパー掛けで殆ど終わってしまいましたが、まだ納得いかない所もありまだまだペーパー掛け&下地処理は続きます。もう十分100円分は遊べたと思うんですが・・・辞める訳にいきませんね。
今後も頓挫しない様に頑張ります。

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