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懐かしのパンフ【其の五】 [懐かしパンフ]

今回のお題は「コンポステレオ」です。今から17・8年程前コンポステレオが流行っていました。音に拘りを持つ人の為にレコードプレーヤー、アンプ、カセットデッキ、CDデッキ等を単品で揃えて自分流に組み合わせて作る単品コンポ(バラコンとも言いましたね)。単品コンポを手軽に安価に楽しめるシステムコンポ。すべての器機が1つの筐体に収まった一体型コンポ等々、色々なメーカーが色々なコンポステレオを発売していました。
当時中学~高校生だった僕の周りでは断然システムコンポが流行っていました。単品コンポの様に驚くほど高価でもなく、かと言って一体型コンポのような安っぽさを感じさせないところが受けていたんでしょう。
さて、今回紹介するのはそのシステムコンポの中で当時人気No1だったと思われるKENWOODのROXYです。
ROXYにはCDシリーズとDGシリーズがあり、長い期間テレビCMも流れていました。その全ての広告塔を富田靖子がやっていました。(もちろんパンフも富田靖子です)

今回のパンフがCDシリーズの物だったのでCDシリーズで話を進めていくと、種類としてはCD1、CD3、CD5、CD7、CD9の5種類。
当時はレコード盤からCDへの移り変わりの時期でもあり、その為フルオートプレーヤーがオプション扱いとなっていました。その為パンフの定価表示も本体のみの価格とプレーヤー付きの価格が表示されています。ちなみにCD7で本体価格237,800円、プレーヤー付きで279,800円となっています。
他にオプションとしてグライコ、サラウンドプロセッサー、リモコンユニット等も用意されていました。
本体の機能としては特に触れる事はありません。録音時に録音レベルを揃えられるとか、CD再生と同時にカセットデッキが録音状態になるとか、現在のコンポでは当たり前の事ばかりです。(当時はそれがすごい事だったんだけどね)
しかし現在のコンポでは真似できないことが1つだけあります。それは大きさ。CD7で横幅88Cm、
奥行き35Cm。小さく軽く高性能が当たり前となってしまった今、住宅事情の変化も手伝って今後フルサイズのこんな大型コンポが流行る事はもう無いでしょう。



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